微分積分例

$\frac{3 x^{3} - x^{2} - 12 x + 4}{x^{2} + 3 x + 2}$

ステップ 1

式 $\frac{3 x^{3} - x^{2} - 12 x + 4}{x^{2} + 3 x + 2}$ が未定義である場所を求めます。

$x = - 2, x = - 1$

ステップ 2

$\frac{3 x^{3} - x^{2} - 12 x + 4}{x^{2} + 3 x + 2}$ $\to$ $- \infty$ を左から $x$ $\to$ $- 1$ 、 $\frac{3 x^{3} - x^{2} - 12 x + 4}{x^{2} + 3 x + 2}$ $\to$ $\infty$ を右から $x$ $\to$ $- 1$ としているので、 $x = - 1$ は垂直漸近線です。

$x = - 1$

ステップ 3

$n$ が分子の次数、 $m$ が分母の次数である有理関数 $R (x) = \frac{a x^{n}}{b x^{m}}$ を考えます。

1. $n < m$ のとき、x軸 $y = 0$ は水平漸近線です。

2. $n = m$ のとき、水平漸近線は線 $y = \frac{a}{b}$ です。

3. $n > m$ のとき、水平漸近線はありません（斜めの漸近線があります）。

ステップ 4

$n$ と $m$ を求めます。

$n = 3$

$m = 2$

ステップ 5

$n > m$ なので、水平漸近線はありません。

水平漸近線がありません

ステップ 6

多項式の割り算を利用して斜めの漸近線を求めます。

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ステップ 6.1

式を簡約します。

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ステップ 6.1.1

分子を簡約します。

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ステップ 6.1.1.1

各群から最大公約数を因数分解します。

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ステップ 6.1.1.1.1

前の2項と後ろの2項をまとめます。

$\frac{(3 x^{3} - x^{2}) - 12 x + 4}{x^{2} + 3 x + 2}$

ステップ 6.1.1.1.2

各群から最大公約数を因数分解します。

$\frac{x^{2} (3 x - 1) - 4 (3 x - 1)}{x^{2} + 3 x + 2}$

ステップ 6.1.1.2

最大公約数 $3 x - 1$ を因数分解して、多項式を因数分解します。

$\frac{(3 x - 1) (x^{2} - 4)}{x^{2} + 3 x + 2}$

ステップ 6.1.1.3

$4$ を $2^{2}$ に書き換えます。

$\frac{(3 x - 1) (x^{2} - 2^{2})}{x^{2} + 3 x + 2}$

ステップ 6.1.1.4

両項とも完全平方なので、平方の差の公式 $a^{2} - b^{2} = (a + b) (a - b)$ を利用して、因数分解します。このとき、 $a = x$ であり、 $b = 2$ です。

$\frac{(3 x - 1) (x + 2) (x - 2)}{x^{2} + 3 x + 2}$

ステップ 6.1.2

たすき掛けを利用して $x^{2} + 3 x + 2$ を因数分解します。

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ステップ 6.1.2.1

$x^{2} + b x + c$ の形式を考えます。積が $c$ で和が $b$ である整数の組を求めます。このとき、その積が $2$ で、その和が $3$ です。

$1, 2$

ステップ 6.1.2.2

この整数を利用して因数分解の形を書きます。

$\frac{(3 x - 1) (x + 2) (x - 2)}{(x + 1) (x + 2)}$

ステップ 6.1.3

$x + 2$ の共通因数を約分します。

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ステップ 6.1.3.1

共通因数を約分します。

$\frac{(3 x - 1) (x + 2) (x - 2)}{(x + 1) (x + 2)}$

ステップ 6.1.3.2

式を書き換えます。

$\frac{(3 x - 1) (x - 2)}{x + 1}$

ステップ 6.2

$(3 x - 1) (x - 2)$ を展開します。

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ステップ 6.2.1

分配則を当てはめます。

$\frac{3 x (x - 2) - 1 (x - 2)}{x + 1}$

ステップ 6.2.2

分配則を当てはめます。

$\frac{3 x \cdot x + 3 x \cdot - 2 - 1 (x - 2)}{x + 1}$

ステップ 6.2.3

分配則を当てはめます。

$\frac{3 x \cdot x + 3 x \cdot - 2 - 1 x - 1 \cdot - 2}{x + 1}$

ステップ 6.2.4

$x$ を移動させます。

$\frac{3 x \cdot x + 3 \cdot (- 2 x) - 1 x - 1 \cdot - 2}{x + 1}$

ステップ 6.2.5

$x$ を $1$ 乗します。

$\frac{3 (x \cdot x) + 3 \cdot (- 2 x) - 1 x - 1 \cdot - 2}{x + 1}$

ステップ 6.2.6

$x$ を $1$ 乗します。

$\frac{3 (x \cdot x) + 3 \cdot (- 2 x) - 1 x - 1 \cdot - 2}{x + 1}$

ステップ 6.2.7

べき乗則 $a^{m} a^{n} = a^{m + n}$ を利用して指数を組み合わせます。

$\frac{3 x^{1 + 1} + 3 \cdot (- 2 x) - 1 x - 1 \cdot - 2}{x + 1}$

ステップ 6.2.8

$1$ と $1$ をたし算します。

$\frac{3 x^{2} + 3 \cdot (- 2 x) - 1 x - 1 \cdot - 2}{x + 1}$

ステップ 6.2.9

$3$ に $- 2$ をかけます。

$\frac{3 x^{2} - 6 x - 1 x - 1 \cdot - 2}{x + 1}$

ステップ 6.2.10

$- 1$ に $- 2$ をかけます。

$\frac{3 x^{2} - 6 x - 1 x + 2}{x + 1}$

ステップ 6.2.11

$- 6 x$ から $1 x$ を引きます。

$\frac{3 x^{2} - 7 x + 2}{x + 1}$

ステップ 6.3

多項式を分割します。すべての指数に項がない場合、 $0$ の値の項を挿入します。

$x$

$1$

$3 x^{2}$

$7 x$

$2$

ステップ 6.4

被除数 $3 x^{2}$ の最高次項を除数 $x$ の最高次項で割ります。

					$3 x$
	$x$	+	$1$		$3 x^{2}$	-	$7 x$	+	$2$

ステップ 6.5

新しい商の項に除数を掛けます。

				$3 x$
$x$	+	$1$		$3 x^{2}$	-	$7 x$	+	$2$
			+	$3 x^{2}$	+	$3 x$

ステップ 6.6

式は被除数から引く必要があるので、 $3 x^{2} + 3 x$ の符号をすべて変更します。

				$3 x$
$x$	+	$1$		$3 x^{2}$	-	$7 x$	+	$2$
			-	$3 x^{2}$	-	$3 x$

ステップ 6.7

記号を変更した後、乗算多項式から最後の被除数を加えて新しい被除数を求めます。

				$3 x$
$x$	+	$1$		$3 x^{2}$	-	$7 x$	+	$2$
			-	$3 x^{2}$	-	$3 x$
					-	$10 x$

ステップ 6.8

元の被除数から次の項を現在の被除数に引き下げます。

				$3 x$
$x$	+	$1$		$3 x^{2}$	-	$7 x$	+	$2$
			-	$3 x^{2}$	-	$3 x$
					-	$10 x$	+	$2$

ステップ 6.9

被除数 $- 10 x$ の最高次項を除数 $x$ の最高次項で割ります。

				$3 x$	-	$10$
$x$	+	$1$		$3 x^{2}$	-	$7 x$	+	$2$
			-	$3 x^{2}$	-	$3 x$
					-	$10 x$	+	$2$

ステップ 6.10

新しい商の項に除数を掛けます。

				$3 x$	-	$10$
$x$	+	$1$		$3 x^{2}$	-	$7 x$	+	$2$
			-	$3 x^{2}$	-	$3 x$
					-	$10 x$	+	$2$
					-	$10 x$	-	$10$

ステップ 6.11

式は被除数から引く必要があるので、 $- 10 x - 10$ の符号をすべて変更します。

				$3 x$	-	$10$
$x$	+	$1$		$3 x^{2}$	-	$7 x$	+	$2$
			-	$3 x^{2}$	-	$3 x$
					-	$10 x$	+	$2$
					+	$10 x$	+	$10$

ステップ 6.12

記号を変更した後、乗算多項式から最後の被除数を加えて新しい被除数を求めます。

				$3 x$	-	$10$
$x$	+	$1$		$3 x^{2}$	-	$7 x$	+	$2$
			-	$3 x^{2}$	-	$3 x$
					-	$10 x$	+	$2$
					+	$10 x$	+	$10$
							+	$12$

ステップ 6.13

最終的な答えは商と除数の余りを足したものです。

$3 x - 10 + \frac{12}{x + 1}$

ステップ 6.14

解を多項式の部分と余りに分割します。

$3 x - 10 + \frac{12 x + 24}{x^{2} + 3 x + 2}$

ステップ 6.15

斜めの漸近線は、筆算での除算の結果の多項式部分です。

$y = 3 x - 10$

ステップ 7

すべての漸近線の集合です。

垂直漸近線： $x = - 1$

水平漸近線がありません

斜めの漸近線： $y = 3 x - 10$

ステップ 8

微分積分 例

微分積分例